日々アウトプット

アウトプットの習慣づけを目指す30代OLブログ

マインドセット「やればできる!」の研究

f:id:mitsubachi_march:20220218143420j:plain

amazon.co.jpより)

マインドセット「やればできる! 」の研究』を読みました。

■■要約■■

2種類のマインドセット

 硬直マインド能力は生まれつきのものととらえ、努力するよりも、自身本来に備わった能力が活きる場所や、結果を重視する。失敗を恐れ、築き上げたポジションが危ぶまれると、守ることに必死になる。

 しなやかマインド能力は努力次第で延ばすことが可能ととらえ、難しいことにもチャレンジし可能性を広げる。ただし、可能性を広げたからといって、かならず世間一般でいう”成功”をするとは限らない。失敗を学びの糧とし、改善していく過程での自己成長を重視する。

 

  • 多くの人がどちらのマインドセットも併せ持っているが、マインドセットのあり方次第で、物事の取り組み方に大きな違いがあり、未来の結果にも影響がでる。アスリートやビジネスでの”成功者”と呼べる人たちの中にも硬直マインドの人としなやかマインドの人がいる。しなやかマインドの人のほうが、逆境に強く、状況に柔軟に対応し成功を維持し続ける傾向がある。
  •  子どもはほめ方によってマインドセットが大きく変わる。「良い点とれた」「完璧」「早くできた」などのように結果をほめると結果を出すことに注力するので、間違える可能性が高い難しい問題にチャレンジしなくなる。一方で「頑張ったね」「よく考えたね」などと、努力や過程をほめると、その子どもは進んで努力をするようになる。
  •  男性に比べ、女性のほうが硬直マインドに陥りやすい。なぜならば、男性は子どもの頃からお互いを悪ふざけでののしりあったり、親から怒られることが多く、耐性があるのに対し、女性はそのような機会が少ない。

■■感想■■

平たく言えば、能力は固定で結果にこだわりすぐあきらめる人(硬直マインド)と能力は無限大で成長を楽しみ努力できる人(しなやかマインド)というくくりのような気がする。

肝だと思うのが、しなやかマインドの人が必ず成功するとは限らないと言っているところ。

無人島でのサバイバル生活を考えたときに、どちらも生き残れないかもしれないけれど、可能性として生存率が高そうなのは後者というレベル感なのかなと思いました。

でも、人生楽しそうという観点で見たら、圧倒的にしなやかマインドの人かなと思います。

チャレンジを通して経験・成長することに意味があると考えられたら、どんなことも前向きに捉えられるように思います。

 私自身は得意な事には少し難しくても挑戦しようとするが、苦手意識をもっていることに関してはなかなか枠を出ようとしない。成果が思うように出ないと、わりとすぐ諦めてしまう硬直マインドの比重が大きいタイプです。

 根付いた思考を変えていくのってなかなか簡単にできるものではなく、忍耐もいることですが、少しずつマインドセットをしなやかな比重が多くなるように変えていきたいと思っています。相当の時間がかかるでしょうが、意識しないことには始まらないので、

  •  やってみたいと思っているのに「私には無理」「できない」とストッパーをかけていることに気が付く
  • 本当にそうなのか疑い試してみる
  • 試行錯誤しながら継続してみる

ことが大事かなと思っています。

どこまで継続するかという判断も難しいところですが、成果の有無にかかわらず自身がまだやってみたい!と思っている限りはやめずに続けてみるのがいいのかもしれないと思います。自分の心に素直に動く!そのためには自分の心に敏感になっておくことも必要です。