自分の感情に素直になるには
自分のことがよくわからない、自己喪失している時って自分がとても無防備な気がするし不安になるし、分からないことそのこと自体が辛く感じることがたくさんあります。今の私がまさにそうです。
藁にもすがる思いで、とにかく少しでも気になったことをやってみて、自分の反応を観察し、自身の欲していることを探している最中なのですが、最近少し気が付いたことがあります。
そもそも自分の反応・感情がどこにあるのかすらわからない。
やりたいことが分からないこと以上に重症な気がしました。。汗
そしてここが私の一番の問題ではなかろうかと思いました。
やりたいことがないわけではなく、やりたいことに気が付けないといった方がいいのかもしれません。それは自分の感情がわからないから。
どうしてこんなに分からなくなってしまったのか考えたところ、今まで自身の感情を無視して、社会から与えられている価値観、家族や友人など周りの人からの価値観など、自分以外の価値観で物事を判断し続けていた結果だと思いました。
それがあまりにも当たり前、習慣になりすぎて、自分の感情を把握する能力がすっかり衰えてしまったようです。
例えば腹立たしい出来事があったとして、それを腹立たしいと思っている自分がいるのに、そんな小さなことで腹立たしいなんて思ってはいけない、と瞬時に感情を押し殺していたような気がします。その根底には人から小さい人間と思われたくない、おおらかな人と思われたいという周りの目を気にする自分がいました。
周りの目を気にするのは、社会に生きる人間として大切なのですが、腹が立ってしまった自分を認めず、嫌な感情には蓋をして、見て見ぬふりをする。感情を押し殺すことに長けてしまい、結果として自分のことがわからなくなっていました。
驚くべきは、私は今まで割と自分軸で生きていると思っている人間でした。なので他人軸で生きていたという発見は、私の中でパラダイムシフトです笑。
これからは一瞬の判断の前に潜んでいる感情に意識を向け、それをまるごと受け容れる必要があると思いました。
特に負の感情は抑えてしまいがちですが、負の感情の裏には本当に自分が求めていることが潜んでいる可能性が高そうです。現実と理想のギャップがそういった感情を生みだしているからです。現実がどうなっていたら自分は満足だったのか、そこを解くことが自分を知るカギになりそうです。
ここ数日は負の感情がわいていたことに気付けると心の中でガッツポーズです笑。マイナスの感情は悪者ではなく、自分に何かを知らせようとしてくれているんですね。
辛いと思っていた自己喪失ですが、日々学びで発見があり案外楽しいかもと思い始めている自分がいます。